「未知との遭遇」

定時後、嫁ールで「会社出るよ」と送信すると、

「今日はいいものもらったよ」

との返信があった。なによ、ドキがムネムネするじゃねーか。

家に到着すると、

やべーよ、こんな肉、なかなかお目にかかれないぜ。ジュル。

なんでも嫁の伯母が俺だけにと言うことで買ってくれたらしい。

やーこんな嬉しい事はない。お礼を言わせてください、ヴォンジョルノ！←意味：伊語でおはよう、こんにちは。

そこで、極上の食べ方をしてやんべーと言う事で、ネット検索。

すき焼き風に召し上がると一番良さ気なので、レシピを見つつ、それを試してみた。

しょうゆ、みりん、さとう、お酒、だし、均等に調合し、事を順調に終える。なかなかいい塩梅だ。

そして、いざ試食！



しょっかれえ（訳：塩辛い）

何故！何故！何故！レシピ通りやったのに！こんな肉、実費じゃ買えないのに！

嫁にも味見をしてもらったが、少し食べて数分後「もう、胃がもたれた」とか言ってるし！ついてねえ。

そういえば過去に、旨そうなサイコロステーキ買って自分で焼いて食ってみたら、

火を通し過ぎたせいか、脂身が溶けてパッサパサの肉団子にしたっけなあ。気分はだっふんだです。

寝る前に胃薬のんどくべ。



今日の教訓。　然るべき物は然るべき所で。